ここでは、横浜市でマンション管理業務の事業を展開する会社を紹介。
マンション管理の特徴や管理組合の口コミ評価、さらに会社の理念などをまとめました。
全国には2,000をこえるマンション管理会社(※2019年3月31日時点)があり、横浜市に限ってみても数多くの企業が事業展開しています。
※参照元:国土交通省【PDF】(https://www.mlit.go.jp/common/001193820.pdf)
マンション管理会社には建設会社の管理部門が分離独立してできた「デベロッパー系」の管理会社と、特定の建設会社の系列に属さない「独立系」の管理会社という2つのタイプがあります。
新築当時の管理会社はほとんどがデベロッパー系である場合が多いのですが、独立系はサービスのクオリティや費用が自在でデベロッパー系では対応できない”ニッチ”なサービスにも対応してくれると、人気が高まっています。ここで改めて、それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
デベロッパー系管理会社 | 独立系管理会社 | |
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メリット | ●構造上のトラブルが発生した場合に詳細図面などの手配がスムーズ ●親会社が大手デベロッパーが多く、経営破綻リスクは低い |
●管理委託費など、価格面での優位性が高い ●系列を持たない分、公平かつ独自のサービス展開が期待される |
デメリット | ●親会社との「しがらみ」があるので、途中で管理会社を変更しにくい側面がある。 ●資本関係上、親会社の利益を優先したサービス展開がなされる場合もある |
●設計・設備など建物面の情報が不足している可能性がある ●コスト最優先のあまりサービスの品質が低下してしまうおそれがある |
いずれも一長一短ありますが、管理組合の目線で「かゆいところに手が届く」サービスを提供し、居住者の要望にどれだけ応えられるかといった対応力が、マンション管理会社選びの判断材料といえるでしょう。
管理会社の見直しを検討されている方に、こちらのサイトの情報が判断材料のひとつの資料として役立てていただけますと幸いです。
管理会社にも、良し悪しがあります。ただ、慣れた人でないと、どういう管理会社がよいのか見分けはつかないでしょう。
そこで、管理会社を選ぶときにチェックしておきたい4つのポイントをご紹介します。
マンション管理会社の仕事は、突き詰めると住民トラブルが起きたときの対応です。人と人とのやり取りになるため、どれだけ土地勘があり、地域性を知っていて、素早く対応してくれるかどうかが鍵となります。
知名度の高い大手の管理会社も魅力的ですが、マンションの管理業務という点で見ると、地域密着型のサービスをしている管理会社を選んだほうが、満足度が高いことが多いです。
管理会社の実力は、トラブルが起きたときにわかります。トラブル対応が速く、丁寧な会社に外れはありません。トラブルがないときの管理業務は、どこの会社を選んでも大きな違いはない、といってもよいくらいです。
そして、トラブルが起きたときの対応がどうだったかという情報は、口コミで出回ります。
一番のおすすめは、実際に管理会社を利用している知り合いに評判を聞くことです。不動産オーナーの知り合いがいない場合は、ネット上の口コミが頼りになります。
管理会社の営業マンや担当者の対応も、重要なポイントです。質問に対する説明の丁寧さや、対応の速さを確認しましょう。
オーナーに対して適当な対応、事務的な対応をする担当者は、住民に対しても同じように対応する可能性が高いです。管理会社の人間が住民と話すのは、たいていなんらかのトラブルが起きたときなので、担当者の対応次第で問題がこじれることも少なくありません。
賃貸住宅管理業登録制度は2011年からスタートした任意の制度。それまで業者に任せていた管理業務に、一定のルールを設けて品質の向上を図ろうというものです。
マンション管理の適正化も目指している制度ですので、管理会社を選ぶ際に「賃貸住宅管理業登録業者」かどうかは、判断材料の1つになります。
任意の制度のため、登録の有無が会社の良し悪しを全て決めるわけではありません。しかし、義務である重要事項の説明、家賃や管理費の管理などといった管理業務を適切に行っていないと、登録が抹消されます。
管理業者としては、国が定めた制度に登録されていることは強みとなるため、適切な管理を心掛けてくれるはずです。
マンション管理会社の管理能力を図る指標の1つとして、登録の有無をチェックするのが良いでしょう。